DTMをやるにしても楽器が弾けた方が良い理由

DTMは、パソコン1台あれば簡単に曲が作れてしまう便利なツールです。

もちろん、楽器が弾けない方や、音楽理論が分からなくても曲は作ることができます。

しかし、それでも楽器を弾けた方が良い理由をいくつか説明したいと思います。

 

打ち込み感が出てしまう

DTMのみを使って曲を作る際、

EDMやHIP-HOPなどのジャンルは特に問題がないのですが、

J-POPなどで例えると、

ドラム・ピアノ・ベース・エレキギター・アコースティックギター等の楽器が主に使われる事が多のですが、

いわゆる、「バンドサウンド」を打ち込みだけで表現するのは、少しレベルが高いんです。

 

皆さんも一度は聴いた事があると思いますが、スーパーなどで流れている歌の入っていないJ-POP

カラオケで歌う時にバックで流れる音楽など・・・

 

全ての楽器を打ち込みで表現しようと思うと

「どこか安っぽくなってしまう」

これが打ち込み感です。

 

打ち込むのに時間がかかる

楽器によって打ち込みの難易度はそれぞれ違いますが、

 

1つ1つ音を打ち込んでいくのと、

実際に楽器を弾いてレコーディングしてしまうのでは、

曲が出来上がるまでのスピードが全く違います。

 

もちろん、それぞれメリットやデメリットがあり、

場合によっては打ち込んだ方が早い状況などもたくさんありますが、

特に弦楽器系は、実際に楽器を弾いてしまった方が早い場合が多いです。

 

人間味を出すのが難しい

打ち込みで人間味を出すのは少しコツがいります。

電子楽器などを多用するジャンルは逆に人間味はいらないのですが、

 

よく使われる、ドラム・ベース・ギター・ピアノなどの楽器は、

人間が演奏すると必ず音の一つ一つに強弱があり、

その全てを打ち込みで表現するのは、やはり時間も経験も必要になります。

 

そして、一番厄介なのが、

打ち込みでは表現しきれないフレーズがあるという事です。

各楽器にはそれぞれ色々な奏法があります。

もちろんDTMには、それらを細かく設定できるような機能もありますが、

初心者の方には少しレベルが高いですし、そもそもその楽器の事を理解していなければ、

打ち込みで表現する事も出来ません。

 

打ち込みで人間味を出す方法については別の記事でも是非紹介したいと思います。

 

じゃあどんな楽器を弾ければいいの?

世の中には色々な楽器がありますが、

僕がオススメするのは、

ギターピアノです

 

いわゆるコード楽器と言われるものですが、

曲を作る際、このどちらかを弾けるだけでも曲は作れます。

皆さんも、ピアノだけの弾き語り・ギターだけの弾き語りはどこかで見た事があると思います。

 

もう一つの理由としては、

打ち込むのがとても難しいからです。

 

特にギターは、6本の弦の強弱やタイミング、

スライド・ミュート・プリングなど様々な奏法があり、

打ち込みでギターを表現するのは本当に大変です。

 

ピアノに関しては、MIDIキーボードというものがあり、

レコーディングをしたフレーズが全てMIDIに変換されて、弾いた音を一つ一つ編集ができるという便利なツールもあります。

 

なので、この2つの楽器はどちらか1つでも弾けるようになるととても便利です。

ギターに関しては、パワーコードが弾けるだけで相当な戦力になります。

 

まとめ

今回は、DTMをするのに楽器が弾けた方が良い理由をいくつか説明しました。

もちろん打ち込みのみでもDTMは十分に楽しむ事ができますが、

何か楽器が弾ければとても便利ですし、

音源を作った時に人間味も加わって、完成系が安っぽくなりにくいです。

 

かと言っていきなり楽器を始めようとしても、何から手を付けて良いのか分からないという方もいると思います。

ギターに関しては是非こちらの記事を見て、遊び心半分で楽器を手に取ってみて下さい。

きっとDTM生活の役に立つはずです。

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この記事を書いた人

音楽専門学校を卒業後、東京にてバンド活動をしながら映像制作を行う。

“現役バンドマン映像クリエイター”

動画編集実績100件以上、ココナラにて最上位ランクの評価を獲得。

趣味:サッカー、カメラ、お笑い、アニメ、音楽鑑賞