【作曲初心者向け】曲の作り方の種類って何があるの??
今回は、曲の作り方の種類について書いていこうと思います。
オリジナルの曲をまだ作ったことが無い方や、これから曲を作りたいと思っている方からすると、
「作曲」ってどうやってやるんだろう??
と思う方が多いのでは無いでしょうか?
そんな時に、曲を作る時の”パターン(種類)”をいくつかご紹介していきたいと思います!
曲を作る際には、大きく分けて3パターンの作曲の仕方があります。
それは、
- 詞先(しせん)
- メロ先
- 曲先(きょくせん)
の3パターンです!
では、一つずつご紹介していきたいと思います。
1、詞先(しせん)
これは文字の通り、
歌詞から先に作る作曲方法です。
初めに歌詞を書いていき、
その歌詞に対してメロディーを当てはめていくという作曲方法です。
個人的には、この作り方は割と難易度が高めかなと思っています。
歌詞の文字数に対して、メロディーや曲の進行が制限されてしまったりするので、
その辺りの調整がとても難しいです。
しかし、歌詞から初めに作ることで
メッセージ性の強い曲が出来たり、楽曲の方向性が決まりやすくなったりします。
歌詞が先にあることで、“ココはもっと明るく(暗く)いこう”とか“ココはもっと気持ちの込もった演奏にしよう”
などなど、内容面でのアレンジがとてもしやすくなります。
2、メロ先
これも文字通り、
メロディーから先に作る作曲方法です。
これは、もしかしたら皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?
歌詞やBGMが無くても、お風呂場なんかで鼻歌を歌ってみたり・・・
いわゆるそれもメロ先ってやつです。
メロディーのみを先に作ることで、
それに対して曲をつけていったり、歌詞を調節しながらつけていったり、
色々な応用が効くので、個人的には割と万能な作曲方法の一つだと思っています。
歌詞が無い分、メロディーのリズムが重要だったりもするので、
この方法は割とキャッチーな楽曲が生まれやすいのかなと思います。
メロディーメイカー(メロディーを作る人)という言葉があるくらい、
特に日本のJ-POPなんかでは、“メロディー”というのはヒットソングを生むのには絶対に欠かせない項目でもあります。
3、曲先(きょくせん)
これも文字通り、
曲(オケ)から先に作る作曲方法です。
バンドやヒップホップ系での曲作りに関しては、
このパターンが一番ベーシックな方法なのではないでしょうか?
例えば、ギターリフを最初に思い付いたとして、それを軸にしてドラムやベースを足していくといったような作り方です。
そして、出来上がった曲(オケ)に対して歌をのせていきます。
バンドだったら、スタジオで皆で演奏をしながら曲を作っていくのもそうですし、
ヒップホップだったら、トラックを先に作りそれにラップをのせていくのもそうです。
初めにオケを作ってしまうことで、メロディーのイメージが湧きやすくなったり、
安定感のある楽曲が作りやすくなります。
まとめ
今回は、曲を作る時の”パターン(種類)”をいくつかご紹介させて頂きました。
曲を作る時のパターンは大きく分けて3種類。
- 詞先(しせん)
- メロ先
- 曲先(きょくせん)
です。
もちろん、それぞれに良い部分がたくさんあります。
なので、“どれが一番良い作曲方法か”なんてものは一切ありません。
人によって向き不向きが絶対にあると思います。
自分が目指したい方法、もしくは、自分にあった方法を見つけることが出来たら、
曲作りがより一層楽しく感じていくのではないでしょうか!
今回ご紹介させていただいた3パターン。ぜひ一度試してみて下さい!